一月の中頃は色々なミカンが出回る季節。
普通の温州ミカンが終わり、伊予柑の季節に変わる。
そして、伊予柑だけでなく、ポンカン、デコポン、甘平が出回り始める。
ミカンが好きな人にとって、たまらない季節である。
先日、農協の産直市で色々なミカンを仕入れてきた。
その中でなんといっても、極上のミカンが紅まどんなである。
贈答用だと、一玉五百円くらいする。
みかんの産地である我が町でも、おいそれ食べれるものではない。
ただ、ちょっと考え方を変えれば安く買える。
それは、愛媛28号。
鉄人28号ではない。
正確にいうと愛媛果試第28号。
ラベルには愛果28号と書いている。
紅まどんなの正式名称である。
紅まどんなや媛マドンナはブランド名。
このブランド名を名乗らないところの愛媛28号は安い。
さらに、小ぶりのものを選ぶとさらに安く買える。
この時期、ほぼ紅まどんなの出荷が終わり、収束期。
最後の投げ売りの時期である。
ということで、我が家にも、やっと紅まどんなの登場である。
さて、この紅まどんな、皮が薄いので楽にむける。
ミカンと同じように食べていると、カミさんがスマイルカットで食べるといいと教えてくれた。
さて、そのスマイルカット。
まずは半分に切る。
そして、それを四等分にする。
すると、みかんのふさが笑っている口のようになる。
これで食べると、もうミカンではなくゼリー感覚。
もう一度、紅まどんな・・
いや、愛媛28号を買いに行こう。