昨日、気になったニュースです。
この手の裁判は大変なようです。
とりあえず、写真家の主張が認められたようでよかったです。
まだまだ著作権というものに対して、いい加減な国民性。
ちょっとお借りするだけって感じなんでしょうかね。
しかし、その写真を撮るのにどれだけ苦労したのか・・
そんな他人の気持ちなど考えないで、お気楽に写真をパクる風潮、ネットで蔓延しているようです。
個人だけでなく、大きな団体の中でもいい加減なところが多いです。
という私も過去に写真を無断使用された経験を持ちます。
東京オリンピック準備委員会に無断使用されました。
当時、テレビでもしきりに放送されたので記憶に残っている人も方もおられるかも・・
私が撮ったロンドンオリンピックの写真が使われました。
別に使ってもらってもいいのですが、礼儀として一言連絡してもらえばそれですむこと。
そんな簡単なことまで、省略して使うのですから、モラルとして如何なものかと・・
その点、NHKなどからだったら、きちんとお問い合わせがあります。
その時は、エンドロールのところに名前を入れてくれますので、ちょっと嬉しかったりして・・
アメリカのテレビ局からも依頼があったこともあります。
石鎚山の山伏姿の写真なのですが・・
確かに、アメリカからこの写真を撮りに来るのは手間かがかかります。
ネットで見つけた写真を使えば、それで済みますから。
ちゃんと了解を得ればそれで済みます。
マスコミの方はその点、きちんとしています。
自分たちも苦労してコンテンツ作っていますから。
しかし、他のところで見られる写真の無断使用は凄まじいものがあります。
よく旅行サイトを見るのですが、そこにはインスタグラムなどから盗んで来た写真が平気で載せられています。
当然、気が付いた人はその写真を削除しますから、そこにはNo imageという形で残ります。
そのサイトが資本金が億単位のサイトだったりするわけですから、盗んだもの勝ちって感じなのでしょうね。
実際、そこまで行って写真撮ると費用がかかさみます。
そこで、検索などして、いい写真を拝借。
どうせ訴えなどしないだろうと、確信犯です。
そんなサイトが大手を振って、検索上位にあるのですから、一般庶民に至っては、いいんじゃないって感じなのでしょうね。
なんともまぁ、悲しい世の中です。
悪いことした人間が評価され、儲かる世の中。
なんとかならないものですかねぇ・・
バナーはアメリカのテレビ局で使われたもの。
ひと押しよろしくです(^ ^)