寝不足の朝である。
珍しく夜中の12時まで寝付けなかった。
昨日から飲み始めた新しい薬のためかもしれない。
続くようなら、主治医に相談してみよう。
ただ、主治医が気合を入れて見つけてきた薬だけに言い難いが・・
副作用に興奮作用というのがあるのかもしれない。
興奮といえば、昨日、廊下の椅子で気合を入れて携帯をかけている爺さんを見かけた。
地球の裏側にかけているような大きな声で話していた。
初めは退院日が決まったという報告。
そして、自分の症状を詳しく説明。
次に仕事の話となった。
さらに、家族の悪口に移っていった。
全て、まる聞こえである。
ちなみに、すぐ横にいたのではなく、隣の談話室に私は座っていた。
ということは、フロアー全体に聞こえていただろう。
耳が遠くなると、声も大きくなる。
相手も耳が遠いとさらに拡大する。
病院内は静かである。
その中では、まさに拡声器状態。
本人は良くても、聞かされるものはあまり気持ちのいいものではない。
昔は良かった。
電話ボックスの中では少々大きな声を出しても大丈夫であった。
今はほとんどが姿を消してしまった。
撤収した電話ボックスはどこに行ったのだろう。
電話ボックス、残っているのであれば、病院内に設置して欲しい。
携帯電話はこちらで・・
という案内をつけて。
設置費用が必要なのであれば、ボックス内に広告スペースを作ればいい。
電話している時は、ついつい見てしまうものである。
病院の関係者の方、ぜひご検討を。