普通の朝である。
何も変わったこともない夜が明けた。
入院していると、こんな夜が一番いい。
何も変わらない普通の営み。
なんと幸せな時間だろう。
しかし、ブログを書いているものにとってはネタがないということとなる。
困ったものである。
いやいや、本当は困らないのだが・・
強いて、変わったことといえば・・・
4人部屋から、1人は手術でICU、1人は退院と同室者が減ったことである。
残ったのは、90の爺さん。
2人部屋になったので、空気が濃くなった感じである。
そのため、昨夜はぐっすり眠れたのかもしれない。
いなくなった2人とも若者である。
そのため、夜眠れなくて困っていた。
夜は暇つぶしのためか、度々トイレに行っていた。
夜、病院内で動ける理由とすると、トイレくらいしかない。
別に、尿意がなくてもトイレまで歩いてみる。
これだけでも、眠れない夜の気分転換となる。
私も、よくやることである。
一晩に2回ほど、トイレに行く。
昨夜は気持ちよく眠れたので、一回で終わらせている。
そんな感じの気分転換である。
みなさん、同じこと考えているのだろう。
1人トイレに行くと、続けて誰かがトイレに行く。
それも同時ではない。
変わり交代で行く。
これも、病院ならではの夜のイベントである。
よく病院の夜は寂しいのではという声を菊がそんなことはない。
誰が起きて動いている。
ナースセンターからも色々声が聞こえてくる。
今入院している病院は看護師の交代が夜中の1時にある。
その時は、引き継ぎの話など、結構賑やかである。
さらに、その後、交代した看護師の病棟内のチェックがある。
一人一人患者の容態の確認である。
昨夜はちょうど私が起きている時に回ってきて、びっくりさせてしまった。
さて、今日は主治医から今回の入院の経過について説明がある。
どんな説明になるのだろう。
今の肺炎の状態が知りたいところである。
最後の結論は見えている。
気管にシリコンをいれましょうとなるはずである。
さて、どうしましょう。
いれたくないのですが・・
今、元気である。
元気な時は困らない。
体調が悪くなった時は必要性を感じる。
しかし、健康な時の方が時間は長い。
その長い時間に、不快な思いが続くのなら、入れたくない。
すると、多分、主治医はそんなことないですよというだろう。
信じていいのだろうか・・
悩ましい。
私の結論はもう決まっている。
将来的には入れるつもりである。
でも、今は入れたくない。
と、答えるつもり。
体調もいいから、主治医からの説明の後、家に帰って見る予定である。
新しい空気清浄機も届いているはずである。
今日もひと押しお願いします