寝不足の朝である。
隣の爺さん、今日も朝早くからテレビをつけている。
まだ、起床時間の6時になっていないのに・・
もう少し寝たい時間に音を立てられると辛いものがある。
さらに、テレビをつけてから自分はいびきをかいて寝ている。
よくわからない行動パターンである。
昨夜の夜中は目覚ましがなった。
十二時にである。
これで二晩連続である。
夜中に起きないといけないことでもあるのだろうか。
設定しているだけで、起きる気配はない。
自分は薬を飲んで熟睡中。
なんとかならないものか・・
昼の12時に設定していて、時計がなるのが夜中担っている模様・・
自分では気が付いていないのだろう。
幸せなひとである。
目覚ましだけではない。
寝入りばなに電話がかかってきた。
マナーモードなど設定するような輩ではない。
やたら大きな着信音で起こされた。
その後、悪びれることもなく大きな声で話していた。
普通なら小声で話すところだろう・・
今まで、どんな生活をしてきたのだろう。
今の時代では珍しい部類の人種である。
何か一つマナーというネジが外れているようである。
人の迷惑より、自分の都合を優先する。
まぁ、そんな図々しい神経だから長生きできたのかもしれない。
世の中、色々な人もいるが、これだけの歳をとって、さらに周りが見えない人は珍しい。
腹がたつのを通り越して、諦めの境地になっている。
まぁ、こんなことで寝不足になるのはもう少しである。
昨日、主治医より今後の経過について説明があった。
あと一週間ほどで機械を外すという。
その後は外来での治療に切り替えるという。
外来・・・
ということは退院である。
待ち望んでいたものがもうすぐそこまで来た。
うっとおしい爺さんとの付き合いもあと少し。
頑張ろう(^O^☆♪