どこかに行きたいなぁ

旅を夢見るブログです

二年間に渡る入院生活中の病院食の話・・流動食から普通食まで



 

 

退院して最初の夜が明けた。

雨の朝である。

嬉し涙の雨である。

 

体はまだ入院時間で動いているので、5時に目が覚める。

昨夜は一度も目がさめることなく熟睡であった。

やっぱり家は最高である。

 

今、カフェラテを飲みながらマッタリ。

入院中のことを思い返している。

どうも入院中には書きにくい内容があった。

それは、病院食。

あまりにリアルで、また、その現実から逃げることもできない。

このことを考えないように過ごしていた。

 

入院中、患者が一番頑張らないといけないことは、運動と食事である。

入院期間が頑張りによってぐっと違ってくる。

食べれなければ、どんどん退院が遅れていく。

栄誉補給の点滴が入っている間はまず退院できない。

退院のまず第一歩は食べることである。

 

大きな手術の後は、まず流動食から始まる。

動けない時は、大きな注射器のようなもので食事が胃に送られる。

起きれるようになると、次はゼリーなどのやわらかい食事。

 

そして、おかゆと進む。

三分粥、五分粥と段階を踏んで、米の量が増えていく。

この時、気をつけないといけないのは、米粒だけ食べないことである。

白く濁った重湯にこそ栄養がある。

知らなかった私は、看護婦さんに注意され恥ずかしい思いをした。

 

そして、普通食になる。

 

病院食の朝ごはん

パン食も多い。

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病院食の昼ごはんが一番ボリュームが大きい。

この日は焼きそばだったが、もっと凝っているメニューが多い。

 

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病院食の夜ご飯。

この日はすき焼きだった。

 

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これで大体総カロリー数1800位というところか。

もう少しご飯が多めで2300カロリーというコースもある。

症状によっていろいろメニューは変わる。

糖尿の人はかなり制限があるようである。

 

>>>>二週間分の病院食メニュー・・・

 

 

病院の食事が合うかどうか・・

結構、入院生活を左右する。

私の場合、とにかく考えないで食べた。

まずいわけではない。

昔に比べればかなり美味しくなった。

 

ただ、周りの雰囲気が・・

小さなテーブルで一人で食べる。

いろいろ匂いも漂ってくる・・

味わいながら食べることなく、ついつい、早食いになってしまった。

 

思い返すと、我ながらよく頑張ったと思う。

 

病院食を楽しむ方法

できるだけ、複数の人と食べるのがいい。

私の場合、夕食時はだいたいカミさんが病院に来てくれていた。

その時、色々おかずも差し入れてくれた。

美味しくないものが出た時のために、

冷蔵庫には漬物から始まり、レトルトカレーまで用意していた。

ふりかけとか、お茶漬けも食欲がない時は助かった。

 

どうしても食べれない時は無理をしないほうがいい。

手術の後、ゼリー食を無理して食べていたので、しばらくゼリーを見るだけで嫌になった時期がある。

栄養は点滴で補給されるので、それほど無理に食べる必要はない。

ただ、早く回復したければ、頑張るに越したことはないが・・

 

昨夜の家での夕食・・

美味しかった・・

嬉しかった・・

楽しかった・・

 

さあ、普通の生活を楽しませてもらおう。

そして、リハビリも・・

頑張ろう(^O^☆♪


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