なんでもない咳をした。
一瞬でシャツの色が変わった。
何が起こったのか理解できなかった。
咳をするたびに液体が腹を流れる。
胸の傷口が避けたのが理解できた。
意識ははっきりしていた。
家の電話で病院に電話をかけた。
主治医に連絡を取りたかった。
しかし、病院の受付は患者番号とか、名前、住所、電話番号などいろいろ質問してくる。
なかなか、話が前に進まない。
折り返し電話をするということになった。
仕事中のカミさんに携帯をかけた。
すぐ帰るとの事。
仕事場は近い。
車で5分ほどである。
しばらくしてカミさんが帰ってきた。
帰りのタクシーから救急車を呼んだという。
さすがカミさん、段取りか早い。
カミさんが帰るとすぐに救急車も到着した。
隊員の人がすぐシャツをめくった。
穴を見て、これは肺まで貫通していますねと言った。
その頃やっと病院から電話があった。
症状を詳しく教えてくれという。
もう救急車が到着したのでそちらに向かうと言った。
あとは、救急隊員と病院との話になった。
救急車に乗せられ、病院に到着後、すぐCT検査。
そして、緊急手術となった。
今、入院三日目の朝。
やっと、気分も体調も落ち着いた。
しかし、まだ長くパソコンの前に座るのは辛い。
詳しくは、後ほど・・