ふと気が付けば、八月も今日で終わり。
暦の上でも夏は終わる。
昨夜は上弦の月が綺麗に出ていた。
上弦・・・まあ、わかりやすく言えば半月ですが・・
その半月、一ヶ月ほど前見たとき、今度見るときは家からだねとカミさんと話していたのを思い出した。
また、病院から見ることとなろうとは・・
先のことはわからないものである。
入院も長くなると、考えることは退院のことばかり。
しかし、こう長く引っ張られると、だんだん悟りの境地になってくる。
家に帰ったって、したいことがあるわけでないし・・
昼はまだ暑いし・・
病院だったら、いつでも寝れるし・・
などと、入院が伸びるのを肯定するような考えも浮かんでくる。
まぁ、いろいろありますわな。
隣の爺さん、九十も超えているが、最近、家に帰る妄想の世界に入っている。
本人は、土曜に外泊する予定で、看護師に話したり、家族に電話したりしているが、どうなることやら。
帰って、鶏肝を食べたいとか・・
まだまだ点滴は続くというのに、大丈夫かいな。
まず、医者の許可をとるのが先だと思うのですが。
今日は形成外科の先生に傷を見てもらう日。
どのような話になるのか・・楽しみというか・・
まぁ、半分諦め気味ですが・・
なんとも言えない月末を迎えています。