今日も5時に目が覚めた。
相変わらず傷口が痛い。
外は暗いので、今日も雨かと思ったら、まだ夜があけてないだけであった。
日が暮れるのも早くなったし、もうすっかり秋である。
あの暑い暑いと言っていた毎日が嘘のようである。
いつの間にか蝉はいなくなり、今はこうろぎさんが賑やかである。
昨晩のご飯のお供に届いたのは卵。
元気そうな卵です。
「紅花卵卵」・・紅花らんらん
楽しいネーミングです。
殻が硬いです。
なかなか割れません。
まるでゆで卵みたいに硬いです。
いつもたべているセールの卵は強くつまむだけで割れてしまうのに・・
当然、玉子ご飯で頂きます。
黄身の色も鮮やかで、元気が出そうです。
私のソウルフードです。
デザートはフルーツサンド。
カミさんにはこだわりかあるパンだそうです。
育った実家の近くに、しろくまパンというパン屋があり、そこのフルーツサンドが憧れだったそうです。
普段の日はメロンパン。
そして、特別の日がフールツサンドだったと言います。
このパン屋さん、大黒摩季の実家ということで、白と黒、なんか名前を考える時にあったのかと思ってしまいます。
私もパンの思い出があります。
名前はロバのパン屋。
実際にロバがパンの入ったガラスのショーケースを引っ張ってきます。
これを話すと若い人は誰も信用してくれません。
さらに、ロバが時々糞をする。
その糞の形がパンとそっくりというと、ますますみんな信じてくれません。
ロバのパン屋はちんころりん ♪
チンコロリンとやってくる♪♪
という曲を流しながらやってきます。
パンの種類は蒸しパンが中心。
甘納豆の入ったものと、マーマレードの入ったものが私のお気に入り。
残念ながら、一個しか買ってくれません。
いつも、どちらにしようかしはらく悩んでいました。
時には悩みすぎて買ってくれなくて泣いたことも・・・
そういえば、昔のことをよく思い出すようになった。
病院のベットにいると、昔のことがいろいろ思い出されてきます。
いいことだげでなく、悪いことも。
ただ最近変わってきたのは、後悔の念が少なくなったようである。
以前は、あの時ああすればよかったのにとか思うことが多かった。
最近はしょうがなかったなぁという感じになってきている。
諦めの境地というか、悟りの境地まで行っていないが、だんだんそこに近づいてるようである。
歳をとるとは、こんな感じなんですね。
老人の入り口に立っている自分を感じます・