久しぶりに髪を切った。
失恋したわけではない。
退院してから初めてである。
行った店は1000円カット。
安く、そして早く済ますにはここが一番。
さらに腕もいい。
外科医と散髪屋は切った回数が多いほど上手と思っている。
平日の午前中だと空いていると思いきや、混んでいた。
みなさん、高齢者。
切らなくてもいいんでない・・くらい髪が薄い方々ばかり。
それでも、きちんと身だしなみを気にしている。
会計の時、気がついた。
平日はシルバー割引とある。
年齢は65歳以上・・
私はまだシルバーではないようである。
今日散髪に行ったきっかけは昨日の銀行のトラブル。
システムに納得できなかったのもあるが、さらに応対した銀行員にバカにされた感じであった。
昨日、最初に対応したのは女子行員。
長く話し込んでいると、後ろから年配の行員に変わった。
とにかくキャッシュカードがないと困ると言い続けても、再発行に二週間かかるを繰り返す。
まさに、マシンに話しかけているような感じ。
こんなんなら、窓口っていらないんじゃない。
人と人だから、相談できる。
相談に乗る気がないのなら、窓口なんていらない。
多分、どうでもいい客に見えたのだろう・・
実際そうであるが・・
もう、わかった。
解約する。
銀行印を持ってくる。
頭にきて、席をたった。
家に帰って、ハンコを持って出かけようとすると、玄関先に支店の次長が立っていた。
すみません、すみません・・を繰り返す。
そして、車に乗せられ、銀行の応接室へ。
コーヒー頂きました。
えっ、どうしてこんなに対応が変わるの・・
それを聞いたカミさんが言うには、窓口では格好で判断されたのではないかという。
確かに、入院していたので髪は伸ばしっぱなし。
さらに不肖ヒゲ。
服はカジュアル系であるが、見方によってはしょぼい。
寒くなったので、登山をするような格好で動いている。
ファッションに疎い人から見たら、浮浪者に見えるかも・・
今日、私の銀行担当者から電話が入った。
昨日は不在だった。
今回の件は、本部に報告したという。
改善を考えたいとのこと。
改めて謝りたいというが、あなたが悪いわけでないし・・
それでも、来週訪ねてくるという。
身なりは大事である。
今は無職の身。
少しは身だしなみをよくしないといけないようである。
ボロは着ててても、心は錦〜♪
というのは、もう通用しない時代になった。
外見がまず大事。
そんな時代になったようである。