隣の爺さんはよく眠る。
消灯前からいびきをかいて寝ている。
そして、夜中の1時に起きる。
ナースコールで看護婦さんを呼んで、眠れないと嘆く。
そして、薬をもらって、また眠りにつく。
5時半、目覚ましがなる。
どうして、目覚ましをかけているのか理解できない。
さらに、鳴っても起きる気配はない。
10分ほどアラームが鳴らしたあと静かになる。
その後、いびきだけが聞こえてくる。
朝、回ってきた看護婦さんに眠れましたかと聞かれ・・
よく眠れないと答えている。
横で寝ている私としてはよく寝ていると思うのですが・・
それより、夜中の1時と5時半に起こされる私の方が寝ていないと思うのだが・・
隣の爺さん、かわいそうな人を演出するのが上手である。
夜眠れなくてかわいそうな爺さん・・
そんな姿を演出している。
そろそろ歩けるようになっているのに、まだトイレで用を足さない。
毎日、リハビリで自転車を漕いでいるという。
尿瓶とオムツ生活、そろそろ卒業できるのでは・・
隣で、いろいろな匂いを嗅がされるものとして、切にお願いしたい。
頑張ってね、爺さん(^O^☆♪
あなたはもう十分元気です。