今朝は、朝早くから体が痛い。
追加の痛み止めをもらおうかと考えながら、パソコンに向かっている。
台風が近づいて気圧が下がっているせいであろうか。
空を見るだけで鬱陶しい朝である。
書きたいことはたくさんあるのだが、文字にできないのはじれったい。
将来、頭の中で考えるだけで文章が出来上がっていくパソコンが待ち遠しい。
病気を治すには将来の楽しみを見つけるのが一番である。
病気が治っても、楽しくない日々が続くのであれば、病気もなかなか治らないものである。
今まで長期入院では常にこの形で乗り切った。
9年前の最初の入院では、薬の治療が続いている中、年末から年始にかけて家族でシンガポールに行った。
つるっ禿げの頭に日本タオルを巻いて行った。
現地の人にはこのスタイルが好評で、病気ではなくファッションと取られたようである。
体力的にはきつかったが、ひょっとしたら最後の家族旅行になるのではと、なんとか頑張れた。
自信ができたので、さらに半年後、また、家族でオーストラリアに行った。
もうこの頃には、完治が近づいていたので、楽しく旅ができた。
ただ残っている写真は、相変わらずつるっ禿げの頭である。
旅行にはいろいろ助けられた。
旅行は行くだけでなく、行くまでのいろいろ考えるのも楽しい。
ベットの上で、どこに行こうか、ホテルはどうしようか、食事は・・などといろいろ考える。
それだけで、明るい未来が開けてくるようであった。
幸いにも最後の家族旅行とならず、その後も、子供たちと行く機会は減ったが、カミさんとは旅行を続けている。
将来の夢の一番大きなものが家族です。