昨日、ネットの記事で、ビンボーでも幸せな人は、なぜ幸せなのかという記事を読んだ。
当たり前のことが書いてあるのだが、改めて整理しなおしてくれているので、いろいろ参考になった。
その中で、一番気になったところは、幸福感には二つのものがあるというところである。
一つは、周囲との比較で満足を得るものを「地位財」、そして、もう一つは他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるものを「非地位財」というものである。
地位財とは、具体的に言うと、所得、社会的地位、物的財などがある。
そして、非地位財には、健康、自主性、社会的帰属意識、良質な環境、自由、愛情などである。
幸福感は、非地位財の部分が長続きするという。
いくらお金があっても、人との比較であって、上には上がいる。
金持ちはさらに多く持っている人を羨ましく思う。
地位にしても然りである。
その点、自由や愛情など比較のしようがない。
自分の幸福感がそのまま幸せとなる。
人間は年を取れば取るほど、自然に幸せを感じやすくなるようにできているそうです。
そして、まとめとして次の言葉がありました。
がむしゃらに働いて、出世を目指す、そういう生き方は「地位財」を増やすだけで、その幸福は持続しません。仕事はそこそこでも、家族や友人との時間をしっかり持てているほうが、「非地位財」を増やせるはずです。
幸せとは、なんぞやと改めて考えた記事であった。