昨日病院から帰って、楽しみにしていた藤井くんの対戦を見ようとした。
なんと、有料である。
今では無料で見れていたのだが、今回は有料チャンネルだけである。
料金は一日だけだと500円である。
通院のタクシー代を倹約している身にとって500円は大きい。
結局、諦めることにした。
対戦結果は藤井くんの勝ちとなり、次回が新記録のかかる対戦となった。
次回は、タダで観れるようである。
楽しみにしよう。
働いている時ならば、500円はそれほど気にかける金額ではなかった。
働いている時であれば、お金を払ってみたであろう。
お金の価値が退職してから、上がってきた。
以前、町の役員をしている時に、赤い羽根募金で近所を回ったことがある。
大体の家は500円を出してくれた。
しかし、年金生活の家はそれがかなりきつそうであった。
今なら、その気持ちがよくわかる。
これから、限られた貯蓄を切り崩しながらの生活となる。
一度減った貯蓄は元に戻らない。
そう考えると、贅沢できないものである。
まだ、これからの老後は長い。
細く、長く、大事にお金を使っていきたいものである。
倹約の方法として、あるサイトでいい言葉に出会った。
欲しいものと、必要なものを区別しようというものである。
確かにそうである。
必要なものをケチると生活の質が落ちる。
しかし、欲しいものは一過性のものである。
しばらくすると、忘れるものである。
人間、時間が経てば、気持ちも変わる。
まぁ、一年以上も欲しいと思い続けたものなら買ってもいいかもしれない。