容態の悪かった爺さんが別の部屋ら移った。
その代わりに新しい爺さんが入院してきた。
なんどもここに入院していると、横柄な応対をしていた。
別に入院回数が多いからといって偉いわけではと思うのだが・・
前に入院した時はこうだったとか、若い看護婦さんに語っている。
なんかわがままそうな人だなぁと思っていたら、やはりそうであった。
昨晩からずっとテレビがつきっぱなしである。
イアフォンは使わない。
大きな音量ではないが、音は聞こえてくる。
見ているわけではない。
バックグランドの音として使っている。
音がないと眠れないのだろうか。
昨晩は、いびきとテレビの音のコラボであまりよく眠れなかった。
一度、夜中に看護婦さんが消したのだが、また朝四時頃からつけている。
なんとも騒がしい入院生活となった。
手術は一週間後なのだが、糖尿病をなんとかしないとできないようである。
そのためり事前入院である。
今は元気である。
暇なようでかなりイライラしている。
言葉の中にトゲが多い。
独り言も増えてきたようだ。
入院した時、奥さんが一緒であったが、すぐに帰っていった。
家庭でもいろいろ問題があるようである。
今までの経験上、この手の患者の入院生活はトラブルが多い。
どこかで、モンスターに変身しなければいいのだが・・
早く手術をして静かになって欲しいものである。