緊急事態宣言が出された。
緊急という名がついているのに、なかなか出なかった。
出るぞ出るぞと言われているのに出ない。
まるでお化けみたいだ。
そして、やっと出た時は、もう国民は驚かない状態。
さぞかし緊迫感が広がるかと思いきや、国民の関心はいくらお金がもらえるか。
さらに休みになるのだから、ついでに帰省しようかと。
流石に首相は不要不急の旅行は控えてくれと訴えていた。
いやいや控えるどころか禁止でいいのでは。
そんな首相の緊急会見が終わった。
それを受けて、我が県の知事も記者会見。
都会から帰ってきた家族には行動の自粛を呼びかけていた。
せっかく都会で治っても、田舎が蔓延しては意味がない。
田舎の方でもしっかりコロナ対策を頑張らねば。
そんな趣旨であった。
どうも緊張感がない。
緊急事態宣言が出るというのに株価は上がっている。
まるで好景気のようだ。
世の中のお金を持っている人の考えることはよくわからない。
この緊張感のなさ。
世界と比べて日本の感染者が少ないためかと。
さらに亡くなった人も少ない。
毎年蔓延するインフルエンザと比べてもかなり少ない。
どういうことだろう。
外国からも疑問の声が寄せられている。
ひょっとし政府が数を操作しているのでは・・
そんな声も聞こえてくる。
日本人の遺伝子のためとか、BCG接種の結果だとか、怪しい評論家も現れた。
とにかく謎の多い病気である。
相変わらずPCR検査の数も増えないし・・
さて、このような状態の中で国民はどれだけ自粛できるのか。
目標は人と会う数を5分の1まで減らせという。
日頃10人会っている人は2人にせよという。
私など、5人すら合ってないものなど、どうすれば良いのか。
これはかなり大変な目標である。
ただこれができないことには感染者の数は減らないという。
さて、どうしましょ。
カミさんが作った菓子パン食べながら考えていた。