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老後の資金運用をどうすべきか、将来のインフレ時代に備えて



老後には四つのリスクがある

と言われている

  1. 長生きリスク
  2. インフレリスク
  3. 晩婚化・晩産化のリスク
  4. 金銭感覚リスク

である。

 

1. 長生きリスク

これからの時代は100才まで人生設計が必要だという。

気が遠くなる話である。

長生きできることは嬉しい。

しかし、生きている間お金がかかる。

悩ましい話である。

 

2. インフレリスク

当然長く生きると、インフレに悩まされることとなる。

今の銀行金利であれば、預ければ預けるほど目減りしていく。

じゃ、どうすればいいか・・

これまた悩ましい。

 

3. 晩婚化・晩産化のリスク

これは定年後まで、住宅ローンや子供の教育費に対するリスクである。

一応、今の私はクリアできたようである。

ただ、これから子供達が結婚していく。

孫のことまで考えると、まだリスクが残っているかもしれない。

 

4. 金銭感覚リスク

これは現役時代と同じようにお金を使ってしまうというものである。

最近の家計簿から見ると、我が家は大丈夫なようである。

家のリフォームも想定内である。

>>>定年後の家のリフォーム、さて予算はいくらまで?

 

旅行にもよく出かけているが、こちらは特別会計を敷いている。

楽しみを減らすことは極力避けて、倹約したいものである。

  

これらのリスクを知った上で、老後の資産運用をどうすべきか。

 

これは、分散した資産運用しかない。

不動産・株・現金の三分割で資産運用するという原則を忠実に守るだけである。

そして、銀行などからの美味しい投資話には耳をかさないほうがいい。

私も銀行との付き合いで少額投資したりするが、儲かったという記憶はない。

自分の頭で考える。

これが一番安全な方法である。

 

仮に資産が1億円あったとする。

資産はあくまでもストックである。

フロー、つまり普段の生活費は年金収入で賄う。

そのため、資産にそれほど流動性は必要ない。

一番大事な基本は減らさないこと。

インフレにいかに対応させるかが重要である。

 

一番インフレに強い資産運用。

昔から言われているものに不動産がある。

その中でも、強いのは土地。

半分くらいは土地として資産運用するのを勧めたい。

ただ、どこの土地でもいいわけではない。

時代とともに人口は減少する。

需要と供給の関係で田舎の土地は価値を下げる。

その流れの中で価値を下げない土地を見つけないといけない。

 

一番身近なところだとすると、人口集中している地域の空き地である。

この場所はよく宅地として売り出される。

これを駐車場として転用する。

 

管理は不動産会社に委託しておけば良い。

手数料として、2割くらいは取られるが・・

それでも、そこそこ需要があれば固定資産税以上の収入は確保できるであろう。

 

最後は、子供への遺産として残せばいい。

これはどうしようもない時に、処分して現金化する資産運用となる。

最後の砦の資産運用というわけである。

 

一つ忠告として、いい土地が見つからないということで、マンション投資をする人がいる。

これは、老後の資産運用としては少し危険である。

子供が将来使うと言うのであればいいが、将来現金化することを考えているのであればお勧めしない。

素人が手を出す代物ではない。

 

あくまでも儲けようと思ってはいけない。

減らさないというのが基本である。

 

次の資産運用の仕方として、株がある。

これも老後の資産運用の基本、減らさないということを肝に銘しておきたい。

買う株は世に言う安定株。

かつての電力会社や銀行などがそれに当たる。

株価の変動は少ないが、配当は大きい。

この配当が年金生活に潤いを与えてくれる。

そんな株を保有する。

当然、リスクを避けるために分散投資である。

 

最後の資産運用は現金である。

現金は、外国のものも含めてである。

さて、どこの国のものを持つか・・

変なギャンブル投資だけは避けたいものである。

いつでも日本円に戻せるようにしておきたい。

 

外国の資産運用は、株として持つのがいい。

くれぐれもFX投資などというふざけたことはしない。

有名どころの安定株がいい。

わかりやすいところだと、アメリカ株だが、中国やアセアン株も面白い。

 

ただ、知らない国には投資しないほうがいい。

その国の株を買いたければ、少なくとも現地に行き、その国の様子くらいは知っておく必要がある。

それができないのであれば、普段から情報に接しやすいアメリカ株がいいだろう。

 

話が長くなったので、この話はまた後ほど機会があれば続きを書きたいと思う。

ではでは・・

 


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