おはようございます。
今朝もいつものように為替をチェック。
また円安です。
1ドル159円台。
まあ、この数字だけなら、最近ではそれほど驚かなくなりました。
160円だ、161円だと騒いでいたので、159円を見ても、
「またか・・・」
という感じです。

しかし、今回ちょっと気になったのは、円安の水準ではありません。
円安に戻るスピードです。
つい先日、28年ぶりの日米による円買い協調介入が行われました。
補足・・28年前といえば、バタバタ銀行が経営破綻した頃・・
そのおかげで、一時は155円台まで円高に。
さすがに今回は効いたかな・・
と思った人も多かったのでは。
ところが、それから一週間ほど。
もう159円台です。
介入でせっせと円を買って・・
市場が落ち着いたと思ったら・・
また円が売られる。
なんとも忙しい話です。
為替介入というのは、円安そのものを治す薬ではなく、急激な動きを抑えるためのもの。
さらに、今回はアジア通貨危機なみの協調介入。
それなのに、これだけ早く元に戻ってくるとは・・
その時以上に、経済は深刻なのかも。
私は以前から、為替を見る時に「いくらになったか」だけでなく、
「どれくらいの速さで動いたか」
を見るようにしています。
今回はこちらの方が気になります。
円安が進んでいるのではない。
円安に戻るスピードが速くなっている。
これは結構大きな変化ではないかと。
介入で円高になれば、そこを円を売るチャンスと考える人もいる。
日本人も海外株や海外投信を買う。
企業も海外へ投資する。
ちょうどこの時期、富裕層は海外バカンスだし・・
一方、日本の金利は上がってきたとはいえ、実質的にはまだ低い。
政府は日銀に上げるなと、圧力かけてるし・・
インフレなのに、さらに市中にお金を増やそうと。
今回の動きを見ていると、一つだけ気になることが・・
これから注目すべきなのは、
160円を超えるかどうかではなく、160円まで戻るのに何日かかるのか。
そこではないかと。
為替介入で大きく円高になっても、以前より早く元へ戻る。
もし、この傾向が続くなら・・
日本の円安は、かなり根深いものになっているのかもしれません。
そして、もう一つ怖いこと。
159円という数字を見ても、私自身が驚かなくなっていること。
少し前なら大騒ぎしていた水準です。
人間、慣れとは恐ろしいもので・・