おはようございます。
暑いです。
気合入れに、海外旅行でもと・・
でも、その気になれません。
最後の海外旅行先が一年前のプサン。
ベトナムの帰りに立ち寄ったものですが・・
それ以来パスポート使うことなし。
こんなに間が開くなんて、珍しいことです。
例年、年に数回の海外旅行。
今年は一度もなく・・
このまま人生終わるのではと。
真剣に思っています。
まぁ、それはそれでいいのですが・・
ちと寂しい限り。
旅行は、行ける時に行っておけ・・
ほんとそう思います。
お金は後から何とかなる。
円安ウハウハのおかげで資金も増えてるし・・
骨太様々です。
でも、体力や気力はそうはいきません。
その私の最後の海外旅行のプサン。
観光ももちろん楽しみましたが、一番の目的は別にありました。

父は戦後、大陸から引き揚げてきた人。
親戚の話では、大陸で鉄道関係の仕事をしていたそうです。
不思議なことに、その話を父本人から聞いたことは一度もありません。
父は昔のことを、ほとんど語らない人でした。
大学時代、私はシベリア鉄道を利用してヨーロッパへ行こうと計画したことが。
その時だけは、父が猛烈に反対しました。
理由は多くを語りませんでしたが、その反対ぶりだけは今でも忘れられません。
当時の私は、「どうしてそこまで反対するのだろう」と思ってました。
でも今なら少しわかる気がします。
父にとってシベリアや大陸は、旅先ではなく、忘れたくても忘れられない場所。
だから釜山へ行って、父が見たであろう海を、この目で見てみたいと。
港に立ち、海を眺めながら、父はどんな思いで日本へ向かったのだろうと。
本当は、帰りは関釜フェリーで日本へ・・
父と同じように海を渡って帰ってみたかった。
しかし、それは叶いませんでした。
今でも、そのことだけが少し心残りです。

そんなことを考えていると、子どもの頃の記憶が・・
押し入れの奥に、ゴワゴワした古い毛布が一枚ありました。
子どもの頃は、古い毛布だなと思うだけでした。
でも今になって、思うのは・・
あの毛布は、大陸から持ち帰ったものだったのかもしれないと。
もちろん、本当のことはわかりません。
父は何も語らなかったのですから・・
それでも、歳を重ねると、何気ない古い品や昔の出来事に、家族の歴史を感じるようになります。
旅行は、景色を見るだけではありません。
その土地に立つことで、家族の歩んできた時間や、自分のルーツを感じることもあります。
旅行は、行ける時に行った方がいい。
行ける体力があるうちに・・
そして、行きたいと思う気持ちがあるうちに・・