おはようございます。
昨夜のブラジル戦を見ていて・・
ふと、8年前のことを思い出しました。
あのベルギー戦。
当時、私はハンガリーのブダペストを旅していました。
試合は街中のパブリックビューイングで観戦。
周りは、ほとんどベルギーサポーター。
日本を応援していたのは、私たち二人だけでした。
日本が2点を先制した時は、周りが静まり返り、私たちだけが大騒ぎ。
「もしかしたら勝てるかも・・・」
そんな期待を抱いたのですが、最後は逆転負け。
今でも忘れられない試合です。
試合が始まる前のこと。
街で、ブラジル人のグループと少し話を。
「アイ・ラブ・ジャパン」
そう言ってくれたあと、別れ際にこんな言葉をかけられました。
「今度はブラジルとやろう」
その時は、
「そんな日が来るのかな・・・」
くらいに思っていました。
そして昨夜。
日本は本当にブラジルと。
試合を見ながら、8年前のブダペストの街角を思い出してました。

さて、悔しいので素人なりにエッセイを・・
以下、サッカーに興味のない人は読み飛ばしてください。
長いです。
「美しい敗戦」に満足する国は、8年後もまた同じ涙を流す。〜日本サッカーがベスト8の壁を越えられない本当の理由〜
サッカーワールドカップ2026、ラウンド32。ブラジルを相手に前半先制しながらも、アディショナルタイムの後半96分に劇的な決勝ゴールを許し、1-2で散った日本代表。
誰もが8年前、ロシアの地でベルギーに喫した「ロストフの悲劇」の二の舞を想起したはずだ。だが、この残酷な幕切れの直後、メディアやSNSに溢れたのは「王者相手に大健闘」「感動をありがとう」という綺麗事の数々だった。
断言しよう。この「嘘くさいスポーツマンシップ」と「お行儀の良さ」に満足している限り、日本サッカーは永遠に世界のトップオブトップには勝てない。
1. 牙を抜かれた「チーム優先」という名の足枷
日本のサッカー文化が美化する「ひたむきさ」とは、監督の指示を守り、チームのために自己犠牲の走りを続ける従順さだ。しかし、ブラジルやベルギーのような本物の怪物が持つひたむきさはベクトルが違う。彼らは、自分の人生と家族の命をかけ、何が何でも目の前の敵をぶち抜いて金を稼ぐという「勝利への執念」で動いている。
今の日本代表の「雰囲気」には、良くも悪くも優等生感が漂っている。
ピッチの上で互いのミスを怒鳴り散らし、胸ぐらをつかみ合うほどの緊張感(喧嘩)がない。綺麗にまとまった集団は、極限状態に追い込まれた瞬間に一瞬の迷いを生み、力づくでねじ伏せられる。ピッチの11人のうち、最低でも「半分」は味方と喧嘩できるほどの牙を持ったエゴイストが必要なのだ。
今回のブラジル戦で唯一の光明だったのは、佐野海舟選手だった。彼が見せた、相手の名前やユニフォームに一切臆さない野生味のある闘争心。周囲が守りに入る中で1人泥臭くボールを毟り取ったあのメンタルこそが、世界基準の「個の力」である。
2. 「パス回し」では組織を壊せない。「個人技」のリアリズムへ
日本は長年、組織的なパスワークを磨いてきた。しかし、極限状態のワンプレーを仕留めるのは戦術の看板ではない。三笘薫選手のような「1人で戦況を破壊する理不尽な個人技(ドリブル)」だ。
この野生の個人技や、勝つためのずる賢さ(マリーシア)は、大人が管理する綺麗な人工芝のスクールからは生まれない。中南米の子供たちが、一日中足元でボールを転がしながら散歩しているような「日常の生活」からしか生まれないのだ。
日本の育成環境(高校・ユース)で監督のサイン待ちをする優等生として育ち、20歳前後で無難に国内でまとまるのが一番良くない。現実的に高校からの海外移籍が親の心理として無理であるならば、日本の大学やJ2という泥臭い雑草ルートで22歳まで徹底的にエゴを尖らせ、そこから一気に海外へ這い上がるルートを確立すべきだ。
そして日本サッカー協会(JFA)のコントロールしやすい日本人監督ではなく、個人の技術とエゴしか評価しない「ブラジル人監督」のような指導者を据え、日本の優等生サッカーを内側からぶち壊す荒治療が必要な時期に来ている。
3. 組織への期待を捨て、過酷な「戦場」の個を観る
しかし、日本のサッカー協会も、そして「美しい敗者」に拍手を送って満足してしまうファンも、この文化の壁を自ら破ることはおそらく「無理」だろう。
ならば、私たちはもう「代表チーム」という枠組みに期待してストレスを抱えるのをやめにしよう。これからは、チームではなく「個人を応援する」という形にシフトしていくのが最も精神的に健全だ。
だからこそ、毎週末の「プレミアリーグ」が面白い。
そこには1秒の綺麗事もない。世界中から集まったエゴイストたちが人生をかけてバチバチに殴り合い、少しでもぬるいプレーをすれば味方同士で喧嘩が始まる。
日本の「嘘くさいスポーツマンシップ」の呪縛を完全に捨て去り、プレミアリーグという世界最高の戦場で自らの個人技だけで生き残ろうとする三笘選手や世界の怪物たちの姿を追いかけること。それこそが、私たちが本当に観たかったフットボールの真髄であり、最高のエンターテインメントなのだ。
以上、素人の戯言でした。
おまけに・・
ハンガリー、ご飯は安くて美味かった・・