おはようございます。
今朝も静かな朝・・
窓を少し開けると、ひんやりした空気が入ってきて、
それだけで少し得をしたような気分になります。
こういう感覚、若い頃はあまりなかったような。
ゴミ出しを終えて、
いつものようにコーヒーを淹れて、仏壇にお供え。
チーン、と一つ鳴らして、
さて自分の分を飲もうかという時間。
特別なことは何もないのに、
「ああ、これでいいな」と思う瞬間です。
ふと思ったのが、
「幸せは天下の回りもの」という言葉。
お金の話のようでいて、
実は人の気持ちのことでもある気がします。
若い頃は、幸せは取りにいくものだと思っていました。
いい仕事をして、
いい場所に行って、
いいものを手に入れる。
そうやって積み上げていくものだと。
でも今は少し違って見えます。
幸せは、どこかからふっと回ってくるもの。
焦って取りに行かなくても、
ちゃんと順番が来るような、そんな感じです。
誰かに少し優しくしたことが、
形を変えて戻ってきたり、
昔の思い出が、
今の自分を温めてくれたり。
そして何より、
こうして普通に朝を迎えられること。
これも、どこかから巡ってきた幸せなのだと思います。

庭を見ると、ハナミズキが、またひとつ咲いていました。
「咲いたぞ」と主張するわけでもなく、
ただそこにあるだけ。
でも、その存在だけで、空気が少し柔らかくなる。
幸せも、きっと同じです。
大きなものばかりではなく、
気がついたらそこにあるもの。
取りに行かなくてもいい。
ただ、流れてくるものを、ちゃんと受け取る。
そんな生き方も、悪くないなと思う朝・・