最近、思う。
もう、うまく取り繕う時代じゃないのかもしれない。
テレビも、政治も、企業も、
どこか作られた言葉が並ぶと、すぐに違和感が生まれる。
「それ、本音じゃないでしょう?」
そんな空気が、社会全体に漂っている。
情報が溢れすぎた。
過去発言は掘り返され、
スクショは永久保存され、
数字はすぐ検証される。
ごまかすコストの方が高い時代になった。
正直は、強いのか弱いのか
正直に言えば角が立つ。
曖昧に濁せば、波風は立たない。
昔はそれでよかったのかもしれない。
でも今は違う。
「本音を言わない人」は、
なんとなく信用されない。
逆に、多少不器用でも、
「自分はこう思う」と言える人の方が強い。
旅も同じだった
ペルーの高地で息が切れたこと。
北海道でガソリン代にため息をついたこと。
円安にぼやいたこと。
全部、正直に書いた。
綺麗な写真だけ載せて
「最高でした!」と書くこともできる。
でも、それだけだと嘘になる。
寒かった日も、疲れた日も、
財布が軽くなった日もある。
その全部が旅だ。

我が街の夕方に思う
夕方の街は、どこか正直だ。
派手さはない。
背伸びもしない。
商店街も、路地も、
等身大でそこにある。
観光地としては控えめかもしれない。
でも、嘘がない。
それが心地いい。
正直は、覚悟だ
正直は、きれいごとではない。
ときには損もする。
嫌われることもある。
誤解されることもある。
でも、
自分に嘘をつき続けるよりは、
ずっと楽だ。
これから残るもの
これから残るのは、
演出のうまさではなく、
編集された正解でもなく、
「この人は本当のことを言っている」
そう思わせる空気だ。
時代はゆっくり変わっている。
もう、誤魔化しは長続きしない。
これからは正直の時代だ。
そしてそれは、
少しだけ、生きやすい時代なのかもしれない。