どこかに行きたいなぁ

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なぜ若者は苦しいのに自民党が支持され、高齢者医療は守られるのか



病院の会計で

「え、それだけ?」

と思ったことはないだろうか。


高齢者の医療負担は軽く、

現役世代は3割負担に加えて高い社会保険料を支払う。


それでも政治は大きく動かず、

若者の間では

自由民主党

が依然として「一番マシな選択肢」として支持されている。

 

このねじれは、どこから生まれたのか。

戦後に作られた「情の制度」

今の高齢者医療制度は、

戦後の日本が作った価値観を色濃く残している。

当時の高齢者は

・年金も乏しく

・貯蓄もなく

・働けなくなれば即生活困窮

だから

高齢者は社会全体で守る存在

という思想が制度に組み込まれた。

 

これは当時としては正しかった。

 

しかし制度だけが古いまま残った

 

問題は、

時代が変わったのに制度が変わらなかったことだ。

 

今の高齢者の多くは

・年金を受け取り

・持ち家を持ち

・資産を蓄え

・元気に生活している

 

もちろん困窮している人もいる。

だが「年齢だけで一律に弱者」とは言えない。

 

それでも医療負担は年齢で決まる。

その差額は、現役世代の保険料と税金で埋められている。

 

自民党の公約と現実

自民党は繰り返し

「全世代型社会保障」

「現役世代の負担軽減」

を掲げてきた。

 

だが現実は、

社会保険料は上がり続け
医療費は膨張し
若者の手取りは増えない

 

高齢者負担に大きく踏み込まない限り、

現役世代の負担軽減は成立しない。


それでも踏み込めない理由は明白だ。

高齢者は最大の有権者層だからである。

 

それでも若者は自民党を選ぶ

ここで多くの人が疑問を持つ。

こんな状況なのに、なぜ若者は自民党を支持するのか。


答えは単純で、

積極的支持ではなく消極的選択だからだ。


野党が分かりにくい
極端な主張が怖い
政権を任せる想像ができない


その結果、

「好きではないが、他よりマシ」

という理由で自民党が残る。


若者は得をしているから支持しているわけではない。

 

若者支持が崩れる条件

この支持は、決して強固ではない。

自民党が若者から一気に見放される条件は明確だ。


現役世代の生活が目に見えて壊れたとき
高齢者優遇が露骨になったとき
現状維持=安全ではないと気づいたとき
分かりやすい対抗軸が現れたとき


今はまだ

「何とか暮らせている」

「自分だけは大丈夫」

という感覚が残っている。


それが消えた瞬間、空気は変わる。

 

若者が怒ったとき、政治は壊れる

歴史が示しているのは一つだけだ。


若者は不満では動かないが、絶望すると動く


理想や思想ではなく、

「この社会で上がれない」

「努力が報われない」

と共有された瞬間、沈黙は終わる。


怒りは、

無関心よりはるかに政治を揺さぶる。

 

日本がまだ持ちこたえている理由

日本ではまだ、その段階に至っていない。


家族が最後のクッションになっている
不満が個人単位で分断されている
怒りが共有されていない


だがこれは強さであると同時に、

危うさでもある。

 

結論:情の政治が限界に近づいている

 

高齢者を大切にすること自体を否定する人はいない。


問題は、

情を理由に現実から目を背け続けている政治だ。


制度を見直すことは冷たさではない。

見直さないことこそ無責任である


今の若者支持は、評価ではなく猶予だ。

その猶予が尽きたとき、

政治は一気に不安定になる。


静かな国ほど、壊れる時は早い。

自民党よ、目を覚ませ。

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