嘉義の街にいます。
結局、台南は一泊のみ。
なんかケチがついたので、街を移動です。
この嘉義の街。
今から40年ほど前に訪れています。
それから、かなり時間が経っているのに、街並みは昔のまま。
相変わらず、中途半端な都会です。
昔、この街に来た理由は阿里山鉄道に乗るため。
ナローゲージと言って鉄道ファンにはよだれの出る鉄道です。
さらに、三重ループなるものも。
でも、興味のない人にはどうでもいい話で。
で、今年はというと目的なし。
明日の鉄道予約なんて取れるはずもなく・・
今回、この街に来たのはなんとなく・・
ふと、街の名前を思い出したからです。
さて、チェックインしたホテル。
安いホテルですが、フロントの対応も良く・・
カタコトの日本語で熱心に対応してくれました。
どこかのホテルマンとは大違い。
そして、案内された部屋は、安いのに広い。
さらに、こんなものがテーブルに置いてあります。
なんか、日本の宿みたい。
さらに、コーヒーではなくお茶がテーブルに。
もう、ここは日本かいと、突っ込みたくなります。
とりあえず、体が疲れているので、今晩はこの部屋でのんびりと。
体力回復に努めたいと思います。
さて、今日の行動のおさらいですが・・
まずは、ケチケチ旅行のリミット外しました。
移動は全てタクシーで・・
要領よく、台南のまちを周りました。
まず行ったところが、木が建物を飲み込んだ遺跡に。
安平というところにあります。
ここは、台南でも人気のスポット。
観光客で沸くところですが・・
タクシーで開場時間に合わせて行ったので、客は私だけ。
廃墟の雰囲気を楽しむには、静かな時間が一番。
一人の観光をたっぷり楽しませてもらいました。
そして、移動して、昔の要塞へ。
流石に、この頃になると観光客もちらほら。
展望台に登ると、現地のおばさんに話しかけられました。
返答したいのですが、長い階段を登ったばかり・・
息を整えるのが精一杯。
色々話してくれるのですが、相槌すら打てず・・
やっと、落ち着いたところで、ウォーシーリーベンレンと。
すると、すぐに日本語に切り替えてくれました。
さすが、台湾の方、日本語がお上手です。
要は、写真のシャッター切ってくれとのことで、パチリと。
少しはお役て立てたようです。
その後、小学校の遠足もやってきて、賑やかに。
そんな中、早々にお暇しました。
そして、その隣のお寺に。
熱心に写真を撮っているお嬢さんがいます。
よく見ると、持っているカメラは富士フィルム。
つい、いいカメラ持ってますねと、声かけてしまいました。
聞くと、フランスから来た方で・・
フランスでも、このメーカーが売れ筋のようで・・
なんか嬉しくなりました。
そんな観光の後、事前に調べていたレストランへ。
台南名物を食べさせる店です。
魚の皮で出汁をとったお粥が美味しいそうで・・
少し長い距離歩きましたが、食欲が頑張らせてくれました。
それを食べた後、次は古い街並みが残っている通りへ。
タクシーで乗りつけると、朝だというのに、熱心な観光客。
ここは若者に人気があるようで・・
ちょっと小洒落た街並みが出来てました。
その後、台南の市場に突入。
何か美味しいものはないかと、物色していたら、牛肉湯の店を発見。
牛刺しにスープをかけて作るもの。
現地の人も美味しそうに食べているので、うまかろうと。
そして、頂いた感想は・・
美味です。
さらに、横に置いてあった生姜の千切りを乗せると、さらに美味。
いいものに出会えました。
そして、豆腐のデザートもと思ったのですが、その頃トイレに行きたくなり、撤退。
タクシーでホテルに帰りました。
その後は、ホテルの隣の林百貨店でお茶。
カフェラテを頂きました。
結局、本日、一番の支払いが、このカフェラテと。
さすが、日系ブランドの観光地。
お値段までも、日本と一緒でした。
周りの雰囲気は戦前の昭和が広がりいい感じ。
いい昼下がりのひと時を過ごさせてもらいました。