本来であれば、この時間、お施餓鬼がお寺で行われています。
ただ、今年は住職がお経を読むだけ。
参拝する人はいません。
この日はお寺が一番賑わう時。
境内の中に人が入れないくらい集まります。
カミさんが北海道から嫁いできて、このお施餓鬼にびっくり。
それほど有名ではない我が家の菩提寺。
それでもたくさんの人が集まります。
毎年、二人で出かけていました。
大体、8月の七日頃、お寺さんが我が家へ。
そして、お盆には我が家にみんなが集まり宴会。
最後は、このお施餓鬼でお盆が終わります。
そのため、旅行好きの我が家ですが、この時期だけは地元にいました。
そんな大事な行事も今年も中止。
去年からですから、2年間無かったことになります。
このお施餓鬼。
人の道に外れたことをした人が餓鬼道へ。
その人たちも供養をと始められた行事です。
年に一度の大事な供養。
それが2年もなくなるとは。
さぞかし無念だと思います。
これが終わると、家に帰って送り火。
これから私も送り火を焚こうかと思っています。
ただ、心が辛い・・
今までは、二人で燃えていく炎を見つめていました。
今日は一人・・
ちょうど、カミさんが撮ったお施餓鬼の写真が見つかりました。