どこかに行きたいなぁ

旅を夢見るブログです

楽しい思い出より、辛い思い出の方が、より強く記憶に残ります



今日も眠れない夜を過ごしています。

どうせなら、ブログを更新しておこうと・・・

 

昨日の記事で、カミさんの楽しい記憶が消えてしまったと書きましたが、他の人はどうなのだろうと調べてみました。

自分は病気じゃないだろうかと・・

 

すると、人間の本能として、楽しい記憶より辛い記憶の方がより鮮明に残るとか。

自分の身を守ために、防衛本能が働くとのこと。

辛い記憶は将来の安全を確保するために、教訓として何度も思い出すようにできているとか。

そのため、楽しい記憶より辛い記憶が残ると書いてあります。

 

思い出すに、2017年くらいからの楽しい記憶が消えてしまっています。

楽しかった2018年の世界各地を旅した記憶もかつてのように鮮明に思い出すことができません。

カミさんが寝込むまで、あれだけ詳しく旅行記かけたのに・・

今や逆に、ブログに残っている旅行記が記憶を取り戻す拠り所となっています。

 

それなのに、辛い記憶は鮮明です。

 

例えば、2017年、私の再入院。

一度、退院できたのですが、傷口が塞がらないので再手術。

梅雨時から11月まで、長い入院生活に戻りました。

 

その前後に、カミさんが体調の不良を強く訴えていたことを。

特に、2017年の6月から7月にかけて、普段元気な自分が初めて病気らしい病気にかかったと言ってました。

ただ、これは更年期だから仕方ないと、頑なに病院に行くのを拒んでました。

何度も検査を勧めたのですが、結局、私が再入院してしまい、そのままに・・

 

その後、またよくなったと言ってましたが、11月に私が退院した後も、体調不良を訴えてました。

しかし、相変わらず、これは更年期だからと・・

 

旅行に出かけてからも、時々、体調を崩すこともあり、その時はホテルで静養していました。

結局、2018年の夏に旅行から帰ってきて、同じような経験をもつ友人と話す機会があり、やっと検査を。

しかし、その時には、リンパまでガンが転移しており大変な手術に。

今考えると、どうして2017年の一番酷かった6月に検査に行かなかったのかと・・

あの時に何があったのか・・

兄の見舞いで、札幌に一人で帰省した後のことです。

今となっては、話してくれる人はもうあの世に。

 

そんなことはよく思い出されるのに、どうして楽しかったことは思い出せないのか。

解離性健忘という症状があるそうです。

 

解離性健忘の人の多くでは、記憶に1つまたは複数の空白期間がみられます。空白期間の長さは、通常は数分から数時間または数日間までですが、数年、数十年、さらには過去の人生すべてを忘れることもあります。大半の患者は、自分の記憶に空白期間があることに気づいていないか、部分的にしか気づいていません。その場合は、記憶がよみがえったり、覚えがないのに自分がしたことの証拠を示されたりして、後になってようやく失われた時間(空白期間)に気づきます。

 

今の私が、写真を見て、やっと思い出している状態と似ています。

 

この状態が四十九日の法要前後から現れました。

しばらく何日かブログを更新できない時です。

確かに、あの時は辛かった。

人生で一二を争う辛さでした。

それが影響しているのか・・

 

とりあえず、今の自分の様子がわかってきました。

写真を見ると思い出すので、症状は軽いかと。

多分、時間が経つと記憶も戻ってくるのではと。

でも、なんとなく思い出すのを体が拒否しているのを感じます。

 

昨日のカミさんの友人の来訪は大きかったです。

写真をいただいて、いろいろ気づくことが多かったです。


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