ここ数日、気にかかっていることがある。
海を越えたアメリカのことだが・・
今、ゴルフの最終シリーズ進行中。
現在、松山くんが絶好調である。
この試合、優勝賞金16億円などというとんでもないお金がかかっている。
結果は来週の試合で決まるが、現在、松山くんは二位につけている。
一打の違いが数億円などという、庶民では手が震えて球など打てない試合である。
そんな試合はテレビで見るのがいいのだが・・
なぜか私が見ると松山くんのゴルフが乱れる。
ということで、今はネットで試合の結果だけを追っている。
もし勝ったら16億円。
2位でも六億円がもらえる
なんともアメリカらしい話である。
さて、そんな剛気な話を聴きながら、私は目の前のメダカの子供を楽しんでいる。
小さいものだと、3ミリほど。
一瞬ゴミかと思うくらい小さい。
テーブルの上に置かれた小さな世界。
そんな中でも生活がある。
世の中、いろんな命があるものだ。
昨日は、ふと思い出した玄侑宗久さんのブログを読んでいた。
この人、お坊さんで小説家。
芥川賞もとっているので、ご存知の方も多いかも。
昔、仕事の関係でメールのやりとりをしたことがある。
有名な人なので返事があるか心配だったが、丁寧な返事をもらえた。
内容は私が関係していた雑誌に宗久さんの文章を引用するため。
快く応じてくれた記憶がある。
この人の世界も小さなものから大きなものまで。
家のトイレのことから原発のことまで。
世界が広い。
旅行に行けなくても、目の前にはいろいろな世界が広がる。
コロナの時代はこんな楽しみ方がいいようだ。