先日、北海道からししゃもが届いた。
本物のししゃもである。
じゃぁ、偽物は何?となるけど、とりあえず高級なししゃもである。
スーパーで売っているししゃもはカラフトししゃも。
届いたシシャモは北海道だけでしか取れない。
それも取れる時期は10月から11月だけ。
それを干して出荷すると、ちょうど今時が手に入る時期となる。
我が家にはふさわしくない高級品である。
いつもはそのまま捨ててしまうパンフレットだが、今回はじっくり読んでみた。
いろいろうんちくのある言葉が並んでいる。
例えばししゃもと言う言葉・・
この中にはこんな風に書いてある
神様の贈り物「柳葉魚」
ししゃも(柳葉魚)伝説
飢饉でたべるものがない」途方にくれた人々は天に向かい大声で助けを求めました。天に住む神々はあわれみ、ふくろうの女神が柳の枝を杖にして過川におりたちました。女神が柳の葉と魂を一緒に過川へ流すと柳の葉はみるみる「柳葉魚(ししゃも)」にかわりアイヌの人々を飢えから救ったのです。
アイヌ語の「スス」 = 柳 「ハム」= 葉が変化して「ししゃも」という名前になりました。
そして、本物と偽物の違いも・・
ししゃも代用品
英名:カペリン(Capelin)
和名:カラフトししゃも
ノルウェー、アイスランド、カナダ北東岸などに分布している。青、銀色おびて川にさかのぼらないキュウリウオ科の魚。脂肪っ気がなく、柔らかな口当たりと香りがない。
さて、素人目から見たこの本物ししゃも。
まず、大きい。
そして、肉厚である。
酒のつまみという感じではなく、1匹、1匹が晩御飯のメニューになる代物である。
ということで、我が家は普通に焼いて食べるのではなく、フライにしてみた。
さて、お味は・・
うまいです。
夏の支笏湖で食べたマスのフライと同じくらい美味しい。
もうこれは普段食べているシシャモとは別物です。
そして、3匹で十分、大満足。
美味しい晩御飯となりました。
さて、まだまだ残るシシャモ。
正月のお客のため、冷蔵庫で大事に保管して・・
くれぐれも冷蔵庫の肥やしにならないようにしなくては。