最近ワイドショーで取り上げられることの多い消費税の値上げ。
いよいよ10月が近づいてきた。
そんな時思い出すのが、去年訪れたセビリアの街でのこと。
スペインの南部は物価も安く生活が楽なところ。
そのためか高齢者が多く住むところでもある。
そこのスーパーで買った時のレシートが残っている。
スペイン語で品目はわかりにくいが、最後のところはよくわかる。
消費税率が三段階。
A・・4%,
B・・10%.
C・・21%
に別れている。
最高税率は21%。
20%でないところがちょっと面白い。
何が税率が低いのか、項目を見てみると・・
Queso LonchasがAとある。
その時に買ったものの一部が写真に残っていた。
なんだろう、パンかなと考えてみた末に辞書で調べてみた。
なんと、スライスチーズ。
こんなものが税率が低いとは。
ミネラルウォーターがBなのにチーズがA。
スペイン人はよっぽどチーズが身近なようである。
さて、逆に高いものはなんだろう。
Cerveza Amstel OroがCである。
これはすぐ写真からわかった。
ビールである。
なるほど酒は贅沢品。
ちなみにこの時買った日清カップヌードルはB。
まぁ、普通のものということだ。
ちなみに開けてみると焼きそばだった。
その時にキャビアも一瓶買ったのだがこれはどの税率だろう。
残念ながら、こちらのレシートは残っていない。
ただ、その時のブログの記事を読むと・・
なんと、1.7ユーロとある。
日本円にして、二百円ちょっと。
安いので、たぶんBみたい。
でも、ビールが一本0.89ユーロなのにCということは、値段で決まるようでもない。
それが生活する上で必要かどうかで税率が決まっているようだ。
この時買ったイベリコ豚の生ハムもスペインではB項目扱い。
日本だったら、確実に贅沢品に入るだろう。
さて、10月から始まる軽減税率。
スペインの消費税の様子を考えるともう少し税率に工夫が必要では。
生活必需品は8%でなくて、もっと安く・・
その代わり贅沢品は10%と言わずもっと高く設定するといいのでは。
ふと、こんなことを思う晩御飯前。
今日はビールがお預けだな。
出回り始めたみかんでもかじることにしよう。
ひょっとして、出始めだから贅沢品。
そんなことはないよね。
愛媛だったら普通だし・・
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