家で朝を迎えている。
やはり、家はいい。
気分的に全然違う朝である。
何と言っても、明るいのがいい。
今回の病院のベットは4人部屋の通路側。
ベットから外の風景が全く見えなかった。
そのため、明かりといえば通路から差しむ廊下の明かりだけ。
ずっと薄暗い中での生活であった。
ベットの周りはカーテンで仕切られている。
そのため、さらにベットの上は暗くなる。
唯一の明かりは頭もとにある電球。
それをつけてもうす暗い生活であった。
どれくらい暗いかというと、食事の時、おかずが何か分からないくらい暗い。
食べるときはベット周りのカーテンを開けて食べていた。
一度は、魚かと思って食べたものが豚肉でびっくりしたりして・・
今回の入院は暗さとの戦いだったかもしれない。
冬場なので、窓から差し込む光自体が少ない。
さらに、その窓もブラインドが下ろされている。
ベットの上で寝るにはその方がいいのだが、一日中寝ているわけではない。
やはり、昼間は太陽の光が欲しい。
入院中は、時々、談話室に太陽の光を求めて歩いて行った。
しかし、そこにはあまり長居はできなかった。
その談話室は体が動かなくなった人とのためのレクリエーションの場所と使われる時間が長い。
午前と午後、各々二時間ほどそれが行われる。
そのため、その時間帯は使えない。
そして、同じ階にリハビリの施設がある。
そこに通ってきた患者の待合室にこの談話室がなっている。
外は寒い。
一度、暖かい病院内に入ると、なかなか外に出るのは億劫なのだろう。
リハビリに来た人が、しばらくそこで知り合いと色々話して帰っている。
そのために席が埋まっていることが多かった。
季節のいい時期ならば、外のテラスに出て太陽の光を浴びることもできる。
しかし、この季節、流石に外に長くいるわけにはいかない。
せいぜい数分が限界である。
今回の入院ほど陽の光が恋しいことはなかった。
家で帰って来て、何が一番嬉しいか。
それは朝、太陽の光が差し込むことである。
朝だけでなく、昼間も太陽が光が部屋に差し込んでくれる。
当たり前のことだが、これが一番嬉しいことである。
長く暗いところで生活していたので、軽い鬱状態になったのかもしれない。
食欲も落ちていた。
家に帰ってから、徐々に食欲が回復して来ている。
退院前に体重を測ると、入院時に比べ3キロほど減っていた。
それだけ食べていなかったようだ。
そのためもあるのか、体に元気が出なかった。
さて、これからどんどん食べて元気にならねば・・
太陽の光も浴びて、気持ちも明るく・・
頑張ろう٩( 'ω' )و
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