どこかに行きたいなぁ

旅を夢見るブログです

体温、血圧だけでなく、脈拍も大事な健康のバロメーターです



退院が近づいてきた。

いつもそうだが、退院が近づくと気分がブルーになる。

待ち焦がれていた退院なのだが、なぜか気持ちが暗くなる。

 

多分、退院してからの生活に不安があるからなのだろう。

家に帰ってから大丈夫だろうか・・

これは私だけではなく、今同じ部屋にいる90の爺さんも同じようである。

検査のため看護師がベットにやってくるたびに、色々不安を愚痴っている。

 

入院中は、一日4回ほどの検査がある。

検査といっても、体温、血圧、酸素濃度、脈拍である。

体温と血圧は自宅でも測ることができるので、身近だ。

しかし、酸素測定となるとちょっと自宅ではできない。

 

パルスオキシメータという、指先にはさむ機械を使う。

最近、安いものも売られるようになったが、正確性を考えると、やはり高い買い物となる。

医者に言わせると、安いものは信用性がないという。

買おうかと思ったが、安いものは買わない方がいいよとアドバイスを受けた。

 

これを使って、ちょっと長たらしい名前がつく経皮的動脈血酸素飽和度 (SPO2)というものを測る。

血液中のヘモグロビン内にどれだけ酸素を含んでいるかを測定するわけである。

私の場合、呼吸困難で入院しているので、この数値は大事である。

 

昔、元気な時は100の数値が出ていた。

現在は平均して、98くらいというところか・・

これが、元気でなくなると、90台前半の数字となる。

こうなると、息苦しくなってくる。

だいたい入院する時は、この数値が90台前半、もしくはもっと低い状態で入院する。

 

現在、この数値はほぼ正常値に戻っている。

しかし、なかなか戻らなかったのが脈拍である。

だいたい100を超えた状態が続いていた。

 

体が酸素を欲しているのか、そのために脈拍が増えていたのかもしれない。

それが、ここ数日落ち着いてきて、正常値の範囲内に戻ってきた。

健康な人だと、50から70くらいという。

今の私は80くらい。

まだ少し高いが・・

 

意外に、この脈拍は盲点であった。

 

家庭でも、血圧を測ると同時に、機械で脈拍がわかる。

家に帰ってからは酸素濃度を測ることができないので、この脈拍数を気にして生活してみようと思う。

 

さて、明日の検査次第で退院が決まる。

少し不安な気持ちもあるが、いつまでも入院しているわけにはいかない。

というより、本音は早く帰りたい。

明るい雰囲気の中で生活。

これが一番の幸せである。

 

そうだ、退院したら海を見に行こう。

広い海を見たら、心も明るくなりそうだ。

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