かつて、子供たちと一緒に暮らしいてるときは、食事は質より量であった。
美味しいもの食べたくても、5人分用意するとなると大変である。
一人五百円の予算でも2,500円となる。
これが一ヶ月分となると、8万円近くになる。
それが、今は二人だけの食事が多い。
すると、気軽に美味しいものが買える。
例えば、昨夜の夕食。
ちょっと刺身が食べたいなという話になった。
近くのスーパーで刺身の盛り合わせを買った。
以前だったら、ちょっと手の出ない値段のものである。
一つはタチウオの刺身。
そして、もう一つは五種類くらい入った刺身の盛り合わせ。
二品で1500円である。
この金額でも、ちょっと贅沢な気持ちになる。
カミさんは贅沢だと、千円くらいに収めたかったようだが、たまにはいいかと奮発してみた。
奮発して、この値段。
安いものである。
我が家の食費は安く抑えている。
子供たちがいなくなってから、1日の食費はコメなどを入れなかったから、千円をきっていると思う。
そんな生活が続いている。
別に倹約しているつもりはない。
普通に買い物して、そんな感じである。
夫婦二人でこの時期食べるとなると、鍋が多い。
湯豆腐だと、とても安くつく。
ちょっと贅沢にと、これに肉や魚を加える。
それでも、二人で千円を超えることはない。
十分、美味しく食べれる夕食である。
これが子供がいるときであれば、こんな食事内容だったら暴動が起きる・
肉食わせろーーーと。
さらに、その食べる量は半端ではない。
昔はこの時期、たまにではあるが、しゃぶしゃぶの食べ放題に行っていた。
その際の肉の皿の追加の速さ・・
店の人がお代わりが追いつかないスピードで肉の皿が開いていく。
食べ放題の店だから、十分に元は取れる。
また、朝食のバイキングだったら、さらに凄まじいことになる。
3人の子供が、おかわりで何往復することか・・
すごいペースでテーブルの上のものがなくなっていく。
そんな時代を思い出すと、今の食事は楽なものである。
夫婦二人で食べるだけであれば、ほんの少しの量で足りる。
ということで、やっと量より質の食事に変えれたようである。
しかし、あと変えないといけないのは、私のケチな性格。
二人分だったら、そこそこ贅沢しても出費に大したことはない。
しかし、根がケチである。
ついつい倹約してしまう自分がいる。
先日の惣菜売り場でもそうだ。
魚の煮付けを買えばそれで終わるのだが、勿体無いということで、魚を買って自分で作る。
そうすると、夕食一回分ではなく、残ったものが翌朝の朝食のおかず・・
さらに、次の夕食のおかずにもなる。
そんな感じの食生活となる。
なんとも、質素な食生活である。
まぁ、別に不満はないのだが・・
もう少し贅沢してもいいのではと思う自分もいる。
さてさて、どちらがいいのか・・
少なくとも、私の性格だったら下流老人は免れそうである
今日もひと押しお願いします(_ _).。