今朝も四時頃から起きている。
というより、起こされている。
まぁ、原因はいつもの隣のジイさんだが・・
昨日より、ジイさん、ご機嫌斜めである。
理由は主治医が自分を訪ねてくる回数が少ないとのこと・・
ちゃんとじっくり患者の話を聞いて診断しろという。
確かにごもっともなことである。
検査ばかりして、診察時間が少なすぎると文句を垂れている。
しかし、私からすると、普通の対応のように見えるが・・
今いる病院は完全介護で、全てのことまで病院のスタッフが行ってくれる。
仕事が色々と分担されていて、その連携のもとで治療が進んでいる。
患者はベットの上に寝ていればいいだけで、非常に楽である。
患者の病状や話はすぐに医者に届く。
緊急の場合だと、夜中にも医者まで届く。
もうすぐ私も一時外泊で家に帰るが、その時は一晩何があってもいいように、病院に主治医は常駐してくれる。
私からするといい病院に見えるのだが・・
が、隣のジイさんからすると気にくわないらしい。
十分に一回はナースコールを押して・・
カーテン開けろ・・
毛布をずらせ・・
ベットの角度を変えろ・・
リップクレームを塗れ・・
点滴は落ちているか・・
などなど、よく思いつくなという用事を言いつけている。
その度に、ナースセンターからやって来て、応対するのだが、それだけでは終わらない。
しばらく、愚痴を聞かないといけない。
まぁ、とにかく自己中心的に生きているじいさんである。
最近、ちょっと病院側も困っている。
リハビリを受け入れないのである。
疲れるからと、拒否する。
それではいつまでもベットの上である。
もう、外科なので症状はよくなっいる。
後は、体調管理だけなのだが、それが進まない。
リハビリどころか、ベットの上のちょっとしたことでもナースコールだから体も動くわけない。
そもそも、このジイさん、早く退院したいという意思はない。
退院は正月くらいかなと、話しているのを聞いたことがある。
できれば、この極楽のような生活を長く続けたいのかもしれない。
ナースコールで全てを済ますことができる生活。
ジイさん、そんなに甘くないよ・・
病院側も家族にリハビリ病院へ移るよう伝えている。
これが、さらにご機嫌を損ねたようである。
お歳は87才。
今まで好き放題に生きて来たようだ・・
ちなみに職業は元中学教員とのこと。
昔の先生は・・・・先生と言われたそうだが・・
ここにも、・・・・先生の成れの果てを見ています。
朝早くから起きているので、腹が減った・・
バナーは昨日の朝ごはん。
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