決算が終わったら、一気に旅行モードにスイッチが入った。
考えてみれば、明後日、再出発である。
最初の方だけでもある程度の旅行の流れを決めてみた。
まず、モロッコからスペイン移動する日を決めた。
モロッコでのんびりしていたら、あっという間に時間が過ぎて行く。
というより、お金が飛んで行く。
スペインへ強制移動させるために、モロッコからスペインへの航空券を買った。
悪名高きライアンエアーである。
しかし、その悪名のおかげか、バス代より安い。
アルハンブラ宮殿とサクラダファミリアの入場券も買った。
初めは買う予定ではなかった。
混み具合を確認するためだったが、あまりの混み方に焦った。
もうかなりの予約が売り切れていた。
まぁ、私的には外から見るだけでいいのですが・・
カミさんは・・
アルハンブラ宮殿など、夕方以降しか残っていない。
公式サイトで買えなかったら、待っているのはぼったくりツアー会社。
14ユーロのチケットが70ユーロに跳ね上がる。
それは避けたいので、この辺くらいで通過するだろうと決め打ちで購入した。
チケットを買うために公式サイトを探すのだが、リンクの行き先は日本語ツアー会社。
なかなか公式サイトにたどり着かなかった。
ネットの迷路に迷い込んだようだった。
買うことで、大体のスペインでの行動も決まった。
スペインの後はイタリアに向かう。
ここでも、サン・ピエトロ寺院や最後の晩餐のチケット予約が待っている。
最後の晩餐なんて、もう売り切れてる。
私は一度見てるし・・
というと、ますますカミさんの機嫌が悪くなった。
インターネットの普及で便利になった反面、逆に予約が必要になった。
駅に着いたら、まずはiマークのインフォーメーション。
宿を予約し、それから町の観光へと繰り出す。
もう、昔のやり方ではうまく旅ができないようである。
なかなか難儀な時代になったものである。