どこかに行きたいなぁ

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入院生活では鈍感力が試される



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久しぶりに、よく寝たなぁという朝である。

時間にして6時間の睡眠であるが、熟睡できた。

しばらく続いた寝不足が少し解消したようである。

 

今飲んでいる薬には過敏になる副作用がある。

眩しく感じる視覚障害、不眠・・

どちらも精神的なものがからむ。

昔ならイライラするところだが、今回にはそれがない。

長い入院生活のおかげで少しは成長したようである。

 

近年、鈍感力の話を聞くことが多くなった。

敏感より鈍感の方が大事だという。

なんとなく理解できる。

 

鈍感力といえば元職場の先輩を思い出す。

彼にはカバというあだ名がつけられていた。

私が入る前からそう呼ばれていた。

職場の中では本名よりそちらの方が通りがよかった。

 

彼は研修旅行の際、風呂場のガラス戸を突き破った武勇伝を持つ。

メガネをかけていなかったので、開いていたと勘違いした。

裸でガラス戸を通過したという。

ガラスは割れたが、傷一つ負わなかった。

そんなところからか、カバのように図太いと言われるようになった。

 

彼は体だけでなく、精神的なところも強かった。

地道に粘りよく、人の嫌がる仕事を続けていた。

周りの人は、カバ、カバと馬鹿にしていたが、私は尊敬していた。

 

入院していると、この鈍感力が試されている。

隣からウンコの臭いが漂ってきたり、騒がしかったり・・

当然、死への恐怖もある。

 

最近、イライラしない自分がいる。

少し鈍感力が高まったかな・・

あともう少しの入院。

頑張ろう(^O^☆♪

 

 


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