今日は冬至である。
夜明けが遅いかと思ったら、晴れているので意外に早い。
これからは少しずつ夜明けが早くなる。
なんとなく気持ちが明るくなる。
昨日は主治医より、正月の治療スケジュールを告げられた。
ということとで、入院は年越しが決定した。
まぁほとんど諦めていたが、年越しが実際に決まるといろいろ思うところがある。
昨晩、夕食のデザートをカミさんと食べながら、そのことについて話していた。
寒天の方をカミさんが、シュークリームの方を私が頂いた。
気分が暗いときは甘いものを食べるとなぜかポジティブになる。
私が、アァ年越しかぁと話すと、カミさんからめちゃ前向きな言葉で出てきた。
生きて年が越せるんだね・・・
カミさんにとって今年はこんな感じで過ごしてきた。
意識不明になっているとき、私は全く感じないから楽である。
それに対して、横でずっと心配していたカミさんにとっては、生きて年が越せるという気持ちになるのであろう。
10日ほど意識不明が続いた時、ずっと枕元で話しかけていたという。
もう一度でいいから話がしたいと願っていたという。
それからすると、今はたくさん話ができる。
それだけでいいという。
今年の漢字は金であるが、カミさんの今年の漢字は忍と答えていた。
耐え続けた一年がもう直ぐ終わろうとしている。