どこかに行きたいなぁ

旅を夢見るブログです

老後生活はお金をケチると、時間を失う



老後、一番大事なものは何ですかと聞くと、多くの人からお金と答えが戻ってくる。

その大事なお金を倹約するために、多くの人は時間を無駄に浪費したり、また我慢をして、じっと時が過ぎるのを待つ。

 

 

老後、一番大切なものは、残された時間である。

 

この時間はどれだけ残っているのか、お金のように数字で表れないのが難しいところである。

しかし、現実として、老後は限られた時間の中で生きている。

 

希少価値ほど物の値段が上がる。

老後の時間は確実に日々希少価値を増やしている。

今日の1日の価値より、1年後の1日の価値の方が希少価値がある。

若者のように、ほぼ無限に時間がある錯覚は、もう老後では持てない。

もし若者と同じ時間感覚を持つとしたら、自分を騙して生きるしかない。

 

入院していると、お金より残された時間が大切と思う。

ベットの上で生活していると、やりたいことがたくさんあるのにできないじれったさがある。

入院していると、時間だけが無駄に過ぎていく。

私の趣味は写真と旅行である。

ちょうど、1年前の今ころから体調が悪くなった。

まだ、仕事を続けることができたが、旅行どころか写真を撮る意欲もなくなっていった。

そして、10月からは仕事を休んだ。

そして、入退院を繰り返し、今に至っている。

 

やりたいことができなくなってほぼ一年。

この時間の価値は大きい。

 

残された時間を大事に使うために、お金を使う

一ヶ月前まで、ただ時間が過ぎるだけであった。

ベットの上で何もせず、じっと耐えていた。

 

その時ふとお金を使って楽しもうと考えた。

そして、パソコンを買って、モバイルでネットに繋げた。

パソコンの値段だけでなく、ネット料金もバカにならない。

従量制だから使うほどお金がかかる。

しかし、倹約はしません。

たかだか月に数千円ケチって、大事な時間を無駄にしたくはない。

そして、生活に活力が戻ってきた。

 

食事も然りである。

残りの人生、食事の回数も限られてくる。

おせいじにも美味しいと言えない病院食で日々過ごすのはもったいない。

朝昼晩とは言わないが、昼食だけでも美味しいものを食べるようにしている。

昨日は焼き飯と唐揚げのセットを食べた。

病院食では絶対出てこないメニューである。

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お金に固執するために残りの人生を無駄にするのは辛い。

少しはお金を有効利用して、老後を楽しみたいものである。

 

 


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