今年は息子の就職活動の年である。
早いうちから、二社の内定をもらったようである。
今年は売り手市場という。
あと一つ公務員の最終発表が残っているので、就職先確定とはなっていないが、息子は平和なものである。
月末は韓国旅行という。
内定先の会社からは定期的に宴会の誘いが入ってきているようである。
今日はステーキを食べてきたとか、イタリア料理だっとか、オイルショックの時に就職活動した私にとって信じられない話が聞かれる。
二つの会社の内定は必要ないから、一つの会社を断るように言っているのだが、それでも断りの電話を入れると、万が一のこともあるから内定を残してくれと言われるらしい。
さすがにその会社の宴会には出かけなくなった。
内定した会社の宴会に行くと、交通費だけでなく、日当も出るという。
息子は上機嫌で帰ってくる。
さすが会社側は上手で、少しの金でうまく懐柔している。
宴会だけでなく、麻雀大会で就活という会社もある
どこの会社も人材探しに大変なようである。
今の若者を見ていると、使えるものと使えないものの差が大きくなっている。
特にコミュニケーション能力に差が大きい。
自分の意見はいろいろ主張できるのだが、人の意見を聞くのが苦手なようである。
就職してから長続きしないのもこの辺に問題がありそうである。
核家族化が進み、更に少子化で人の中で揉まれないで育っててきている若者が多い。
いきなり、社会の荒波の中では溺れてしまうものも多いであろう。
その中でのこの記事いろいろと考えさせられた記事である。
今日の写真は荒波から思いついたもの。
ヨットクルーズは見かけは良いが、結構揺れます。
お付き合いありがとうございました。