疲れ気味の朝である。
旅行に出てから一週間が過ぎた。
疲れが溜まってきているのかもしれない。
刺激が強いのでテンションが上がってしまう。
無理をしているのだろう。
それと、田舎者にとって人混みも疲れるところである。
特にメキシコシティーに来てからは人に揉まれて動いている。
昨日は、満員の地下鉄にも乗った。
噂で治安に問題があると聞いていたので緊張していた。
しかし、乗っている人は親切で乗り換えを教えてくれたりする。
少なくとも東京の地下鉄より楽であった。
メキシコに来て思うことだが、人が優しい。
何がしら、助けられて生活している。
昨日のお出かけ先は国立人類学博物館。
有名な太陽の石、アステカカレンダーがあるところである。
三十年前、ここの博物館の屋根に圧倒された記憶がある。
昔の旅日記にはこのように書かれている。
一流ホテルかと見間違えるようなロビーを通り中庭にでると、一本の柱に支えられた50m四方もある大きな屋根が目に飛び込んできた。
メキシコの人には失礼だが、こんなにすごいものがここにあっていいのだろうか?と感じてしまった。
その柱は直径5m程しかなく壁を伝わって水が流れ落ち、まるで噴水が大きな屋根を空に押し上げているように見える。
UFOが頭の上に浮かんでいるようである。
残念ながら、屋根は工事中で周りを壁で囲まれていた。
噴水も止まっていた。
少し残念であったが、アステカカレンダーは相変わらずの迫力を持って迎えてくれた。
ここに4時間ほどいただろうか。
広い博物館を全て見た。
見るもの見るものがすごく、気持ちにマンネリ化して来た。
贅沢な話である。
さて、今日はどこに行こうか・・
今、朝の7時を過ぎた。
カミさんはまだ寝ている。
かなりお疲れのようである。
テオティワカンの遺跡に行って見たいが・・
今日は休息日にした方が良さそうである。
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