目覚めの良い朝である。
晴れていれば、ラジオ体操でもできそうな体調の良さである。
今週に入ってから食欲がある。
痛み止めを一日三回にしたおかげである。
一日2回の時は、朝ごはんと夕食の後に痛み止めを飲んでいた。
一番辛い時に食事をしていたわけである。
今は八時間おきに痛み止めを飲んでいる。
そのために絶好調の時に食事時が当たる。
おかげで、ぐっと食事の量が増えた。
久しぶりにお代わりなどしてみたり・・
いい感じの食生活である。
食欲が戻ってくると、当然、体もいい感じである。
こんなことなら、早くから痛み止めの回数を増やせばよかった。
入院中は一日4回痛み止めを飲んでいた。
体が良くなるにつれ回数を減らしていった。
回数が減るのが回復のバロメーターとように感じていた。
そして、退院後しばらくして、痛み止めを飲まなくなった。
その時はそれほど困らなかった。
傷口が小さくなり始めてから、また痛みを強く感じるようになった。
傷口だけでなく、肩や背中も痛くなった。
今まで手術のため切れて感じなくなっていた神経が再生したようである。
さらに関節が動くようになったので、使っていなかった筋肉を使うようになったのもある。
体が動くようになればなるほど痛みが増してきた。
痛いのを我慢するのが美徳のように育ってきた。
しかし、今の時代はQOL・・生活の質を考えて生きる時代である。
入院中に我慢しなくていいからとよく聞いた。
頑張らなくてもいい。
そういう時代である。
我慢は、ほどほどにして、頑張ることとしよう。