最近、身の回りで事件が起こっている。
今度は、私の体に事件が起こった。
朝起きると、私の体と機械を結ぶチューブが真っ赤である。
傷口から出血したようである。
今までも出血することはあったが、チューブがすべて赤になるほど出血はなかった。
胸に傷があるので自分では見えない。
カミさんに確認してもらった。
傷口付近の管は普段出ている体液の色になっているという。
出血は一応止まっているようである。
すぐに病院に連絡して、主治医に診てもらおうと思ったが、思いとどまった。
一応、血は止まっている。
命には関係なさそうである。
明日は通院なので、その時まで待ってもいいかもしれない。
今日病院に行くと、せっかくの主治医の休みが台無しになる。
昨年はこの時期私の手術のお陰で休めていない。
せっかくの主治医のゴールデンウィークを邪魔したくない。
少し様子を見ることにした。
少し不安である。
いや、かなり不安である。
私は新しいことが苦手である。
保守的である。
新しいことが起こると不安になるタイプである。
いろいろ変えることに意義を見出している人もいる。
私からすれば、そんなに変えなくてもいいんじゃないかと思うことも多い。
私としては、今の平和な毎日がずっと続いて欲しいと思う。
ただそれだけである。