退院後の生活について考えることが増えてきた。
病気にとって回復傾向にあるという点ではいいことである。
しかし、なかなか悩ましい問題もある。
一番の悩みは退職後の働き方である。
そもそも退職した実感がわかない。
病気で休職し、そのままズルズルと定年退職となったわけで、未だに病気で仕事を休んでいるという感じである。
病気が治ると、また復職し働くのが当たり前の気分である。
仕事を休み始めたのが、昨年の10月。
そろそろ一年が来ようとしている。
実際に復職してやっていけるか、それが心配である。
体力面の心配もあるので今決めることはできないが、
働けない場合の老後資金も計算しなくてはならない。
退職金ももらったことで、今、お金に困ることはない。
今あるお金は、65歳以降に使うお金と、それまでに使うお金と分けている。
65歳からの資金は、定期預金として塩漬けにした。
お正月で言えば、飾り餅。
見ているだけで、食べてはいけない。
いくらお腹が空いても、正月が終わるまではこれに手を出してはいけない。
今、色々計算しているのは、65歳までの資金繰りである。
働かない場合、かなりきつい生活となりそうである。
きついと言っても食べられないというものではなく、遊べないという苦しさである。
慎ましやかな生活していく分にはなんとかなりそうである。
旅行もしない、外食もしない、服も買わない・・
そもそも、65歳以降の資金は質素倹約をするということで組んでいる。
ということは、65歳まで遊ばないということは、今後ずっと遊べないということとなる。
悩ましい・・・
心の中で、飾りもちを食っちゃえという悪魔のささやきもする。
結論は退院後に持ち越されそうである。