最近、病院内が賑やかである。
面会時間が終わる7時以降も大きな笑い声が聞こえてくる。
夏休みの終わりが近づいて、駆け込むように小学生の入院が増えた。
ほとんどが膝の手術である。
子供だけでなく大人も多い。
現代人は足が長くなったが、その反面、膝が弱くなったのであろうか。
それとも昔に増して、スポーツする量が増えているのかもしれない。
健康ブームの関係で、スポーツをする人が増えている。
スポーツジムだけでなく、子供たちもいろいろな種目のスポーツ教室に通っている。
膝の手術だけだから他は元気である。
ベットに寝たままは子供だけでなく、大人も退屈である。
そこで、談話室にみんなたむろすることとなる。
子供たちはゲームが多い。
テーブルの上にお菓子をおいて、楽しんでいる。
一人っ子の子にとって、家にいるよりか病院の方が楽しいかもしれない。
ただ困ったことは、椅子の数が少なすぎる。
早い者勝ちなので、椅子取りゲームの様相がある。
食事を終わらすと、急いで車椅子でやってくる姿を見かける。
一等席はテレビの前である。
チャンネルを握ると、チャンネル権が手に入る。
私はテレビの人と呼んでいる、ほとんどこの位置に座っている人がいる。
見ていると、テレビを見たい訳ではないようである。
人恋しいので、テレビの前に座っているようである。
どうも人見知りする人のようで、会話は少ない。
でも、人の中にいたいようである。
入院生活が長いといろいろな人を見かける。
逆に私はどのように見られているのであろうか。
全体で言うと、元気な部類に入るのであろう。
歩いて食堂まで食べに行っているし、歩くスピードは遅いが動いている方である。
しかし、私より重い症状の人はあっという間に私を追い越して退院していく。
歯がゆい入院生活である。
楽しみといえば、病院の食堂で食べる昼食。
昨日はカツ丼。
他の病人を見ていて大変だと思うのは、糖尿病や高血圧の人である。
食事の楽しみがないからである。
まだ、自分は幸せな方だと納得させている。
なんでも食べていいと言っても、糖尿と高血圧だけは気にかけて食事をしないといけないと思ってる。
ちょっと明るいニュース
コップが変わりました。
コップだけでも、明るく楽しくです(笑)