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傷病手当金の一回目の審査には時間がかかる



傷病手当金とは

以前にも書いたものですが、もう一度載せておきます。

 

傷病手当金は意外に知られてなくて、私も退職の時に教えてもらって初めて知った。

このおかげで、入院中の家計がグッと楽になった。

傷病手当金(しょうびょうてあてきん)とは、健康保険法等を根拠に、健康保険、各種共済組合などの被保険者が疾病または負傷により業務に就くことが出来ない場合に、療養中の生活保障として支給する制度である。

退職などにより被保険者の資格を喪失した場合でも、その前日(退職の当日)まで1年以上継続して被保険者の資格を有しており、傷病手当金の給付要件を満たしていれば、引き続き傷病手当金の給付を受けることができる(第104条)。ウィキペディアより

 

わかりやすく言うと、退職前から病気をしていると、その病気が治るまで、最長1年半の間、働いていた給料の約3分の2のお金が支給されるというものである。

金額としては、失業保険より多くなる人が多い。

 

他にも、いろいろ細かな条件があるが、幸いにも申請したところ支給されることとなった。

 

傷病手当金の給付要件は次の4点である

  • 業務外の事由による傷病であること。
  • 療養中であること。
  • 労務に服することができないこと
  • 休業期間が3日間を超えるとき。

 

 

五ヶ月遅れの傷病手当金の入金があった

三月分の入金が五ヶ月遅れであった。

支払い対象日が13日しかないので、金額は半月分で少ない。

 

どうしてこんなに遅れたかというと、4月、5月はICUに入るなど書類作成をする気力がなかった。

職場に提出したのは5月下旬であった。

 

大きな会社になると、総務の人間が病院に出向き、患者の代わりに全ての事務手続きをしてくれるらしいが、私の職場はそれほど大きなところではない。

自分が請求しないといつまでもお金は下りない。

年金と同じシステムである。

 

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傷病手当金の支給が遅れたもう一つの理由が診断書の不備である。

病気の発症日の欄が年と月までは数字で書かれていたのだが、日にちのところは不詳となっていた。

職場に問い合わせたところ、そう書いているのならそのまま提出してくれということであったが、やっぱり書類不備で差し戻しになった。

 

病院にクレームを入れるとその日のうちに診断書を書き換えてくれたのだが、それにしてもなぜ不詳と書かれたのか未だにわからない。

面倒だつたのだろうか・・・

 

その診断書を送り返したのが、7月。

その後は早く、8月の上旬に決定通知書が届いた。

ただし、お金の支払いは8月下旬である。

 

ほんのちょっとしたミスがこんなに遅れを作ってしまつた。

東京の本部に直接電話で問い合わせておけばこんなことにならなかった。

ちょっとの手間を惜しんだための結果である。

 

傷病手当金の二回目以降の支給は早くなった

傷病手当金の請求の際、一ヶ月ごとの書類を作成して請求しなければならない。

診断書も然りである。

二回目以降の4月分からは職場を通さないで直接請求できるようになるので少し手続きが早くなる。

一回目の請求の審査が終わると二回目以降の申請ができるので、4月から7月までの請求を一挙にした。

さつそく書類不備で跳ね返されて戻ってきた。

レスポンスが早くなった。

 

不備の内容は、なんと請求者の名前、つまり私の名前を書くのを忘れていた。

前回の請求者は職場であったので、そのまま出してしまった。

意外に他の人もやってしまう失敗ではないかと思う。

 

傷病手当金、ありがたいシステムであるのだが・・

生命保険の請求と比べると手間と時間がかかる。

自分で請求するには少しハードルが高いシステムである。

そのため代行業者なるものも存在する。

請求する方頑張ってください。

 

 

 

 


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