カミさんが懐かしい弁当箱に弁当を詰めてきてくれた。
曲げわっぱの弁当箱である。
仕事している時は毎日この弁当箱を持って行ってた。
昨年の11月から仕事を休んでいるから、十ヶ月ぶりである。
これを作っていると、夏休み中の末っ子が僕も欲しいと言ったという。
今バイト中なので、弁当が欲しくなったようである。
カミさんは結局二人分の弁当を作ったという。
子供が高校生の間ずっと弁当作りに悩まされていたカミさん。
一番下の子供が卒業するまで、9年間弁当を作り続けたことになる。
ということは、私も9年間食べた弁当ということである。
今日のおかずは昨日の残り物であるが、今までは毎日メニューを考えるのは大変だったという。
普段は食べないピーマン。弁当箱に入るとなぜか美味しい。
ちゃんと覚えていて、入っていた。それと卵焼き。
元気な時の、日常生活に戻ったような昼ごはんでした。
さて、元気になって仕事を始めると弁当を作ってくれるのだろうか・・
多分、子どもが必要ないから作ってくれないだろう。
と言うより、時間があるのだから、自分で作ったらと言われそうである。
ひょっとしたら最後の弁当になるかもわからないので味わって頂いた。